９月２５日（木）１３：３０～１５：００

「アルコールと精神疾患･認知症･身体疾患」

多飲歴がある人がよく抱える精神疾患・症状、体への影響、また加齢に伴う課題や高次脳機能障害なども取り上げます。

内科疾患や他の病態に隠れているアルコール問題について、相談員として注意して見ているところを共有します。

６月２６日（木）１３：３０～１５：００
「どこからが依存症？どうして依存する？」
診断基準や原因論、依存症の症状を、現場では支援者としてどう捉えているか。古典から近代まで。

第１回では…
・診断基準の変遷から「どこからが依存症」と現代で捉えるのか、予防的視点
・当院に多く居るケースの特徴について
・信頼障害仮説や自己治療仮説から「どうして依存するのか」と支援者の姿勢について　等々を話しました。

７月２３日（水）１３：３０～１５：００
「精神科デイナイトケアでの治療と連携」
1日10時間・最大週6日という長時間･高頻度の、当院での治療の考え方と、地域連携について。「古き良き」部分と、当院で昔から取り組んでいるけど「新しい」部分について。

第２回では…
・お酒を止めたときにも残る多くの課題や、本人の問題意識の持ち方（症状）
・マトリックス・モデルやハーム・リダクションを元にしたサービス構築の考え方
・当院の治療コンセプト、当院職員のコミュニケーションの研修について　等々を話しました。

８月１３日（水）１３：３０～１５：００
「関わる時の心構え～それは誰の都合？」
支援者として関わる時に当院で（というより演者自身が）大事にしていることについて

第３回では…
・「どんな立場」から「どんな都合」が絡んでいるかをオープンにして話すことの大切さ
・孤独の病理性と、直面化のアプローチがなぜ現代では避けられているのか
・行動変容ステージモデル、動機付け面接法、交流分析で関わり方を考える…　等などを話しました。

林　開：飯田橋榎本クリニック　精神保健福祉士

（精神保健福祉部　課長代理／相談窓口／デイナイトケア責任者）

榎本クリニックグループでは、創立当初より依存症の方が多く参加されています。それゆえに、他疾患に依存症が重複しているケースも多く、また、他の疾患に依存症の対応を応用することも多いです。
今回の勉強会は、当院で行っている職員研修を支援者向きに発展させ、基礎的な知識から当院での応用までざっくばらんに取り上げ、依存症者の支援を考えていきます。

当院のスタッフ向けにも話すので、当院がどんな方針で精神科デイナイトケアを運営しているのか、ご興味のある方は是非ご視聴・ご参加ください！

・飯田橋榎本クリニック（千代田区飯田橋4-6-5）：申込先着10名
・zoomウェビナー：定員500名迄

※今回、オンデマンド配信は御座いません

※リアル参加の方も下記ボタンからお申込み下さい（zoomの登録フォームです）

無料

支援者向け（依存についての知識･実務経験に関わらず、ご興味のある方）